· 

セクハラ「即降格」に

 パナソニックコネクトが「1回でもセクハラがあった場合に降格を前提とする罰則を導入した」という新聞記事(山陽新聞、令和5年2月21日)を目にしました。

 

 セクハラに対して「日本企業で最も厳しいレベル」の罰則が導入されたのは、法令遵守や多様性のレベルを上げなければ世界に通用しない、という社長の国際感覚に拠るものといえるでしょう。

 

 セクハラに対応する部門(コンプライアンス委員会)が機能しているからこそ可能なのであって、どの企業もすぐに真似ができるとは思えませんが、「セクハラを許さない」というメッセージを強く発する好事例ですよね。