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アウティング相談 1354件

 今日の新聞(山陽新聞、令和5年12月27日)によれば、「アウティング」被害の相談が10年間で1354件に上ることが「社会的包摂サポートセンター」のまとめでわかったそうです。

 

 1354件という数字は、ある相談記録での集計であって、実際の被害件数の一部に過ぎないでしょうけれど、「毎年相当の被害があることが明らかになり、未然防止の対策が求められる」との記述は、その通りだと思います。

 

 性的指向や性自認などの機微な個人情報を本人の同意なく暴露する「アウティング」は、パワハラの一類型として職場での防止が義務付けられています。

 事業主の皆様には、アウティング禁止を含めたハラスメント防止にしっかり取り組んでいただきたいですね。

 

 また、「本人に同意なく個人情報を漏らしてはいけない」ということは、私たち誰もが心しておくべきことだと思います。