
仕事によるストレスが原因で精神障害を発症し労災認定を受けた件数が、2024年度に6年連続で過去最多となり、初めて1,000件を超えた、と厚生労働省が発表しました。
原因別では、パワーハラスメント(パワハラ)が最多で、3番目がカスタマーハラスメント(カスハラ)となっています。
カスハラが労災になることを知らない方も多いと思われますが、パワハラやカスハラなどのハラスメントによって適応障害、うつ病などの精神的な病気を発症する人も多いのが現状です。
ハラスメント防止が法律で義務づけられても、しっかり防止措置を取っている企業はまだ多くありません。
それぞれの企業の実態に応じた対策を少しずつでも進めていただく必要があるのではないでしょうか。
厚生労働省 報道発表資料「令和6年度「過労死等の労災補償状況」を公表します」https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_59039.html