
6月4日は、SRCハラスメント防止研究会の第16回正準会員勉強会がオンラインで開催されました。
「それって本当にハラスメント?」をテーマに、大事な商談に遅刻した部下を大声で叱ればパワハラになるのか、「若い女の子が入れてくれたお茶は美味しい」と言うのはセクハラになるのか等、グレーゾーンとされるような事例について討議しました。
ある行為がハラスメントに該当するかどうかは、その行為の目的や必要性、頻度・継続性、場所・状況等の様々な要素を総合的に考慮しなければなりません。
ハラスメントであるとしても、規程に照らしてどの懲戒処分に当たるのか、あるいは処分の対象にはならないが指導が必要なものなのかどうか等、いくつもの段階に分けて考える必要があり、白か黒かで決められるものでもありません。
そのようなハラスメント判断の難しさについても改めて考えさせられる勉強会でした。